50代の女性は、家庭と仕事の両立に加え、更年期といった体の変化にも直面する大切な時期です。一般的に、この頃になると人生の岐路に立たされることも少なくありません。
しかし、家族の問題や職場でのつらい経験から、自信を失い「人生をやり直したい」と嘆く女性も多くいます。そんな気持ちを抱えたままでは、前に進む力が湧いてこないものです。
そこで今回は、50代の女性が「人生をやり直したい」と感じる具体的な理由(実話)を解説します。
- 家庭の問題に疲れ果てており、これならいっそ人生やり直したいと考える50代女性
- 職場でうまくいかず、人生をやり直したいと考える50代女性
はこの記事を読めば、自分の気持ちの背景が分かり、新たな視点から現状を捉え直すことができます。
【実話】人生をやり直したい50代女性の意見とは?
まず、「人生をやり直したい50代女性」に実施した調査方法は以下の通りです。
- あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
- 「1.」で書いたエピソードをもとに「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
また、実際にYahoo!知恵袋では、50代女性が「人生やり直せるのか」という質問があるほどです。
それでは早速、50代女性の実体験を解説していきます!
職場の人間関係に悩んで「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
今の職場は12年目になります。最初の5年目位までは忙しくても大変でも周りの人たちと協力し合い夢中で義務をこなしてましたが、その後上司の入れ替わりも多くその度に職場の雰囲気や仕事に対するモチベーションも下がる一方。
結果周りのメンバーも同じような考えの人が増え、自然と半数近く転職してしまいました。
私ももちろん転職活動をしてましたが、忙しさに流されて今の職場に残り何とか周りとも円滑に過ごせるように、自分なりに努力をしてきたつもりでした。
しかし、一年程前に自分よりも20歳以上若い職場内の人に煙たがられて、あること無いこと上司や総務部に報告されて退職を促されました。
何とか身に覚えの無いことや自分の意見も伝えてそのまま在職していますが、裏切られた感が心の奥に残っているのが現状です。
もしも人生をやり直せるのであれば、7年前に自分から見切りをつけて転職していたら…今のモヤモヤな気持ちで毎日過ごすことはなかったのかなと思います。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
職場の人たちとこれまで以上に円滑に過ごせるように、毎日協調性に意識を置き過ごしています。
しかし、最近それがとてもしんどいと感じてしまう時があり、他に自分に合う職場、働き方があるのでは?と強く感じてました。
そんな時に偶然Webライターなる仕事があるとネット上で見かけてとても興味を持ち、色々調べているうちに無料セミナーを受けて実際に話を聞いてみたのです。
パソコンは決して得意ではないけれど自分の努力次第で、今の人間関係のわずらわしさがなくなるのであればやってみたい!と前向きな気持ちになれました。
独学ではすぐに限界が来てしまうと思い、やるからには本気でこれからの自分の生活を支えられるように取り組みたいと、学習プランに参加することに決めて、自前のパソコンも購入したところです。未来の自分のために頑張りたいと思ってます。
転職のタイミングを逃して「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
転職をするタイミングを逃してしまったことです。
現在、たずさわっている仕事内容は興味深く、やりがいがあるのも確かなのですが、自分の努力や工夫がなかなか収入に結びつかないことが多くあります。
そうと分かっているので、もっと早いうちに転職すればよかったのですが、なまじ仕事の内容が面白いために、積極的に転職する努力をしてこなかったと思っています。
もしもできるのならば、人生をやり直ししたいと考えることがあります。もし、もっと早く転職していたら、新しい人間関係を広げることができたり、あらたなスキルを身につけることができたかもしれません。
そうしたら、現在見ることができない風景を見れたかもしれません。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
いまのところ、自主的に転職をするという選択肢はないのですが、そのかわりにもしも転職することになるケースに備えて、副業を始めました。
結果はまだでていませんが、続けていくうちにもう少し収入額が上がってくるのではないかとおもっていますし、すぐに収入につながらなくても、いくらかでも自分のスキルや経験値になるとかんがえています。
あとは、もしも転職していたとしたら得られたかもしれない人間関係ですが、これは別のかたちで広げるようにしています。
地域のボランティアに参加したり、何年も交流がなかった同窓会に出席するなどです。これまでの自分とはことなる考え方や経験値をもっているひとたちと会うのは楽しく、学ぶことも多いです。
大学の勉強をおろそかにして「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
人生の中で数多くの瞬間がやり直したいと思うことがあります。
しかし、特に学びのあった経験として、大学時代に勉強をおろそかにして資格取得の機会を逃したことがあります。
その時の安易な決断に後悔や未練があり、もう一度そのチャンスを掴みたいと思ったことがあります。そして就職活動も資格取得を活かして結婚子育て後も復帰でき、長く勤められるような職種につけばよかったと40代後半になりつくづく思います。
大学時代に真剣に勉強に取り組まなかったことが、その後の長い人生の新たな経験を積む機会を逃すことにつながり、将来の自己成長や人生観、将来の大切な家族の生活環境にまで大きな影響を与えたと感じています。
私は勉強のチャンスを安易に逃した人生をやりなおしたいです。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
正直なところ勉強をやり直すという行動はしてきませんでした。
子育てが落ち着いた今から資格取得、就職をするということは時間的にもお金的にも今の私には現実的ではありません。
後悔に対する行動をとらなくても、現在の環境に真剣に向き合っています。過去の選択や行動に後悔があっても、それは今の自分を形作る一部であり教訓となります。
その経験から学び、現在の状況を改善するために努力し、ポジティブな方向に進むことができています。大学時代に勉強しておけばよかったと後悔はしましたが、その後につみかさねてきた人生は満足している事も多いです。
現在の環境に真剣に向き合うことは、過去の過ちを未来に生かす大切なステップになったと思っています。
学生時代に勉強をしなかったので「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
月並みですが、学生時代に勉強をしてこなかったことです。
小、中学校の頃から勉強が苦手で成績もあまり良くなく、高校も良いところには入れませんでした。
机に向かって勉強することもいやでしたし、どう勉強すれば良いか、なども全くわかりませんでした。
受験シーズンで周りが忙しくしてる中、私は本当に勉強していなかったので、毎日テレビ見たりゲームしたりぼーっと日々を過ごしていました。
母親に勉強しなさいと怒られても響かず、勉強しなさすぎてしまいには家庭教師をつけられました。
そこまでされても勉強せず、今思えばどうして1つもあせりがなかったんだろうと思います。高校には入れましたが、あの時もっと頑張っていれば、もっと良い仕事につけたのではと今でも考えます。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
高校卒業後に専門学校に入り、そこで17個資格を取りました。
小、中、高校生の頃のことを反省し、専門学校時代は毎日資格勉強をしました。勉強のコツさえ分かれば、そこまで苦じゃないことに気づき、社会人になっても会社のサポートで資格を取ったり、地域の講習会に行ったりして学ぶようになりました。
自分の知らないことを知るのは楽しく、学生時代にこの楽しさがわかっていればな、と度々思います。図書館にも行くようになり、本を借りたりしています。
図書館は資格勉強にも良いですし、資格の勉強しながら次は何の資格をとろうかなと考えるのも楽しいです。
資格を持っていれば、資格手当をもらえるうえ、転職にも有利になることが多く、何より自分に自信がもてるようになりました。今後も積極的に勉強したいと考えています。
子どもに制限させてしまい「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
私は結婚前に戻って「人生をやり直したい」とずっと思ってきました。
結婚当初は夫婦ともに未熟だったため、人生設計をしっかり話し合うこともせず、子供2人を授かり平凡に暮らしていました。
私自身が両親から何不自由なく好きなことを自由にさせてくれた経験から、子供にも好きな習い事をさせたり何にでも挑戦させたいと思っていたし、当然できると思っていました。
ところが、旦那の給料が結婚当初からほとんど上がらず、私も必死でパートをしなければ生活費や学費をまかなうことで精一杯になってしまいました。
そのため、子供達には色々と制限してしまい、我慢させることばかりが増えてしまいました。
夫婦ともに理想としていた結婚生活や子育てとはほど遠い環境に陥ってしまったので、できるなら「人生をやり直したい」と強く思います。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
せめて今からでも、理想に近づけるような生活にしようと試みています。
結婚前から人生設計をしっかりと話し合わなかった私も未熟であったことを認め、20年も結婚生活を続けてきた今はどうあがいても20年前に戻ることはできませんし、子供達には色々と制限してしまいました。
そのため、これからはやりたい仕事に就かせて好きなことをさせるようにし、夫婦ともに今の収入の範囲内で無理なく生活できるようにm適度に節約しながら趣味も楽しめるように工夫しています。
もし最初から理想の人生を手に入れていたら苦労を知らないまま来てたと思います。
今こうして振り返ってみることで生活する上で勉強になることもあったり、夫婦で成長できる機会もあったりしたので、やり直したいと思う経験をしたことも、無駄ではなかったかもしれないと思っています。
自分の幼少期から「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
自分の幼少期に戻って、やり直したいなと思ったことがあります。
今現在、小学生の子どもを育てており、自分が親から育てられた頃より、だいぶ可愛がっているので、子どもが健全に育っています。
たとえば、子どもと一緒に好みの服を探して購入してあげたり、流行に乗り遅れぬように、いち早くゲーム機を買い与えてあげたり、食生活にも気を配っています。
また、子どもが幼児の時には、お友だちとたくさん色々な場所に遊びに連れて行きました。丁寧な子育てをした結果、のびのびと明るく健やかな子どもに育っています。
しかし、これは自分の両親を反面教師にしています。
自分も幼稚園のころから、親に優しくそだてられていたら、もっと自分の長所が伸びただろうし、やりたいことも明確になっていたのでは?と思って、不可能ではあるが、もう、幼児期からやり直したいなと思ったことがあります。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
今からでも、やれること、やりたいと思ってきたことはやってみよう、と思うようになりました。
私はすごく貧乏性だったんですが、以下のようなことを実践しています。
- 自分のために友だちとランチをする回数を増やす
- 気分転換をはかる努力をする
- 家の中でもきちんと毎日メイクをする
- 家族と明るくコミュニケーションを取ろうと意識する
- 親孝行とまではまだいっていないが、親によく声かけなどコミュニケーションを取る
結果、親族間での見えない助け合いというか、思いやりが培われてきたように思いますし、自分も更に目標が出来たり、ささやかな自信につながっています。
夢を諦めたので「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
私の目指していた看護師になる夢を諦めたことを後悔しているので、人生やり直したいと思っています。
看護師になりたいと思った当時22歳で結婚していました。当時の看護師免許を取る為の条件が、仕事をしながら看護学校に通い、夜勤もあるということで主人から反対されました。
結婚していて、家事と仕事と学校に通うのは無理だと言われました。それで諦めざるを得なかったのですが、病院で働くのは止めませんでした。
介護福祉士を目指すことにし、まずは働きながらヘルパー2級の資格をとり、3年後に介護福祉士の試験を受けました。
周りの看護助手達には「そんな免許取ってもここでは役に立たないよ」と言われましたが、私はこれからは介護福祉士の資格が必要になると思ったのでチャレンジしました。
試験は筆記と実技があり1回で合格しました。当時は介護福祉士の免許を持っている人が少なく、高齢者介護をしたいと思った時に病院から特別養護介護施設に転職する際、とても役に立ちました。
それから何ヵ所かで介護経験をしましたが、看護師になりたかったとよく思いました。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
看護師を諦めて、看護助手として働いていましたが、介護福祉士の資格を取ろうと勉強しました。
ヘルパー2級の資格を取る為の学校に行くことや、介護士になって夜勤がある事を主人は賛成しておらず、家事も全部やるし主人には負担をかけないという条件で認めてもらいました。
私は、これだと自己決定した時はとことん集中して成し遂げます。介護福祉士の資格を取るまでも、仕事と勉強と夜勤と家事の全てを一生懸命やりました。
介護福祉士の資格を取ってからは主人も協力的になり、家事を少し手伝ってくれたり、夜勤の時に送ってくれたりしてくれました。
育児も手伝ってくれました。やはり、主婦で育児もある場合は主人の協力がないと成り立たないと実感しました。
しかし今は、ずっと走り続けてきて、3年前調子が悪くなり仕事を辞めざるを得ない状態になったのが残念です。
学業に身が入らず「人生やり直したい」と思った話
あなたの「人生をやり直したい」と思ったエピソードを教えてください。
大学生のころ、精神的に不調をきたしたのと、あまりよくない男性とのお付き合いで、ほとんど学業に身が入っていませんでした。
なにもかもがいい加減で、なんとかお情けで卒業させてもらったという感じです。卒論も本当に適当で、文字を埋めればいいやというようないい加減な内容でした。
今思えば、もっとまじめに取り組めばよかったと後悔しており、大学生に戻って「人生やり直したい」と思っています。
勉強が第一の期間なんて、長い人生の中で一瞬です。
過去の自分に話しかけるなら、そんな男のひとに夢中になるのはやめて、精神的に不安定なら少し休んで勉強に気持ちを切り替えるように伝えたいです。
できるなら卒論を書き直したい、もっと研究を深堀りして充実した内容に書き換えたいという思いが今でも残っています。
「人生をやり直したい」と思って、あなたは今どんな行動をしていますか?そして、どんな結果となりましたか?
大学でちゃんと勉強しなかったのが心残りで、もう一度出来る範囲からでいいから「学業」を始めようと思いました。
数年前から放送大学に在籍して学んでいます。分野は学生時代のものとは異なっており、一学期に一科目ずつというゆっくりペースですが、丁寧な学びを心がけています。
精神的な不安定さは相変わらずなのですが、学びを経て、授業で出てきたところへ出かけたり、視野が広がったように思います。
あのときの後悔を二度と繰り返さないように心に刻むように授業を受け、毎回6段階評価の最高点をいただけるようになりました。
生涯学習も兼ねていますが、一番大きいのはもう一度ちゃんと学びたいということであり、体力が続く限り学び続けると思います。あのとき登れなかった山を少しずつ登っているような気がしています。
【実話】人生をやり直したい50代女性の意見まとめ
ここまで、人生をやり直したい50代女性の実話の意見を紹介しました。
とくに、紹介したなかでも「学業」「仕事」の内容が多く、50代女性が「人生やり直したい」と考えたときの対処法としても、まずは自分と向き合って、今後どうしていきたいかを見つめる必要があります。
みなさんそれぞれ大変な思いをされてるようですが、今は一歩づつ歩み始めているようで良かったです。
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